【レポ】制約の中にある自由を楽しむ!第1回グループゼミ開催🌸
先日、初の試みとなる「第1回グループゼミ🌸春を奏でる、多幸感を作り出そう!」を開催しました!
普段の合同勉強会はゲスト講師をお招きしての多少緊張感ある場ですが、今回は少人数のクローズドな空間。
このゼミを始めようと思ったきっかけは、私が幼い頃にヤマハジュニア専門コースでのグループレッスンで、音楽仲間と一緒に楽しみながら自然にブラッシュアップできたことで、大人になってもフリーランスのピアニストとして、孤独に陥らずにアイディアを共有し、共に高め合える「横のつながり」を作るための第一歩を作りたいと思ったからです。
🎹 テーマは「春の演出と多幸感」
今回のミッションは、春の名曲たちをいかに「バレエ化」し、クラスに「多幸感(ハッピーな空気)」をもたらすかということで、
・ヴィヴァルディ 四季より春
・童謡 さくらさくら
・童謡 春が来た
誰もが知っている曲を課題曲として、即席バレエリアレンジを行いました!
7thや9thのコードを駆使したモダンな響き
ペダリングで生み出すプリエの浮遊感
左手の厚みでコントロールするクラスのスケール感
こうした具体的なテクニックを、即興ワークショップ形式で深めていきました。
ヴィヴァルディ「春」や「さくらさくら」は原曲が8カウントで収まらないので、いかに自然にもとある曲のようにさせるかもアレンジのしどころでありますが、生徒の皆さん今までのレッスンの成果が出て、即座に素敵アレンジができていました🎵
技術的な学びはもちろんですが、休憩時間やその後のランチ会で、今まであまり接点の少なかった門下生同士が「現場の悩み」を語り合い、笑顔で交流している姿が何より印象的でした☺️
✨ 「考えるピアニスト」を目指して
フリーランスの世界は、誰も守ってくれません。だからこそ、自分の音を客観的に分析し、常にアップデートし続ける「自律」が必要です。
私がすべて答えを出すのではなく、必要なヒントを与えながら、各自合った方法で道を切り拓いてもらうことが、私の教室のモットーであるので、その意味合いでも今回のゼミはただ受動的に学ぶのでなく、アクティブに学びを深められた機会となれたのではと思います。
🌻 次回のテーマは…?
早くも生徒さんから「第2回は『夏』ですか?」という声が上がっています(笑)。
季節の移ろいを音に変えて、ダンサーにインスピレーションを届けられるピアニストを、これからも一緒に目指していきたいと思います。
開催時期が決まりましたら、こちらでも案内させて頂きます。
💬 参加してくれた生徒さんの声
ゼミ後、たくさんの熱い感想をいただきました。技術的な気づきから、プロとしてのマインドまで、皆さんそれぞれの「収穫」があったようです。
「春の季節の多幸感をテーマに準備して下さった曲に、それぞれアンシェヌマンを考えてアレンジを加えて即興的に弾くということで難易度が高く緊張もしましたが、とても勉強になりました。先生が弾いてくださった『さくらさくら』が明るい曲調で、元のはんなりとした日本的で雅やかな響きのイメージそのままに、桜の花びらが可憐に美しく舞うようなアレンジを7th、9thのコードでモダンで洒落た感じに表現されて、このようなアプローチもあるのかと感嘆しました!」
「今回勉強となったことは、テンポやフレーズのわずかな変化がダンサーの表現に大きく影響するという点です。ただ楽譜通りに弾くだけではなく、その場の空気や指導者の意図を瞬時に汲み取り、柔軟に対応する力が必要だと学びました。また、同じ楽曲でも多幸感を出すための工夫として、分散、7度、9度などを利用することでレッスン全体の雰囲気が変わることに気づきました。」
「今回のグループゼミでは、他の方の演奏から多くのアイデアをもらうことができ、とても有意義な時間でした。同じアンシェヌマンで同じ拍子でも、人によって少しずつ加わるアレンジが異なり、それぞれの個性が感じられてとても面白かったです。」
「バレエピアニストは制約が多い分、条件さえ合えばどんな曲も弾ける自由な仕事。少しの工夫でレッスンごとに世界観を作れるという発見があり、益々やり甲斐を感じました。1人で弾いていると、どうしても手癖が出てアレンジが固定化してしまいがち。他の方の『引き出し』を覗かせてもらうことで、自分では気づかなかった課題やアイディアに触れることができ、大変勉強になりました。」
「プロとして求められる役割の奥深さを実感。ただ弾くだけでなく、ダンサーに寄り添う観察力や対応力を磨きたいと強く思いました。」
参加された門下生と📷
5月末には12回目となる合同勉強会が開催されます!
東京バレエ団のダンサーさんをゲストに迎え、素敵な踊りに乗せて自分の音色を表現していきましょう!!
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