パーソナルバレエピアノ実習


先日東京バレエ学校の上田実歩先生を招いて、パーソナルバレエピアノ実習を行いました。


今回弾かれた生徒さんは、昨年8月から私のところで学び始めてくれた方。

もともとアレンジのセンスがありバレエピアニスト向きの方でしたが、謙虚にコツコツと学ばれて、勉強会や公演なども積極的に参加してくれました。


バレエ特有のリズム感やカウント、抑揚は慣れるまで大変と仰っていましたが、それでも楽しそうに課題に取り組まれている姿は私にとっても刺激でした。


クラスレッスン用のバレエの楽譜を書いてきてくれるのですが、それがもう出版できるくらい綺麗で完成されていて…✨

私なんかは、メロディとコードをメモ程度しか書いていないので、尊敬します。苦笑


根気のいる学びでありますが、やはり楽しく学ぶと上達が早いですね🎵



今回の実習では、個人レッスンで課題となっていたピルエット以降を重点的に、バーからセンターまで上田先生に丁寧にご指導いただきました。


東京バレエ学校で上田先生のクラスを弾いていて思うのが、生徒への注意が的確で素晴らしいこと。

お人柄の良さが指導に出ていて、理想の先生です。


今回も選曲の疑問が出たとき、「その曲でも試してみたい!」と気持ちよく何回も踊っていただき、ダンサーが考える選曲ポイントを惜しみなく教えて下さいました。


上田先生、ありがとうございました!



【生徒さんからの感想】


松木先生の元でバレエピアノを学び始めて1年が経過した頃プロダンサーさんとの実習をしましょう!とお話しをいただきました。


今まで先生にはバレエレッスンのイロハから音楽形式、選曲やアレンジに至るまで沢山の事を惜しみなく教えていただきました。この間にも門下生の皆さんとの数回にわたる勉強会、先生が演奏される本番の舞台や公開レッスン、時にはバレエ公演の観劇などもありバレエピアノの学びを深める為に色々な機会や場所を作って下さいました。


今回の実習では初めての事で緊張もありましたが上田先生のとても美しく優雅なバレエに未熟ながらもダンサーの方と合わせる醍醐味を味合わせていただき本当に貴重な体験をさせていただきました。ただ未熟ゆえ思ったような演奏には程遠い歯痒さも感じました。


今回の実習での反省を踏まえていつか先生がおっしゃるバレエダンサーさんの心に残る演奏が出来るよう日々精進していきたいと思います。

Keiko Ballet Piano School

東京バレエ団ピアニスト 松木慶子によるバレエピアニスト養成のための学び場

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