2021年を振り返って…


年の瀬ですね、今年も残り僅かとなりました。


バレエピアノを教えるようになって丸2年。

バレエ団での仕事やCD制作もあるため、自分が責任を持って抱えられる生徒数は少ないですが、現役ならではのレッスンを心がけ、夢を実現できるアドバイスをしております。


私自身お世話になったダンサーさんたちとの実習も数多く行うことができ、生徒とも信頼関係が生まれ、実りのある一年だったと思います。




ここで、個人的な2021年の報告をさせてください。


私はこの教室の他にバレエレッスン用のオーダーメイドCDを制作しております。

今まで6作品CDを作ってきましたが、今年も3名の先生にご依頼をいただき、1つは現在制作中ですが2つのCDが誕生しました。


世界的なダンサーである田北志のぶ先生監修の

「ケイコとシノブ2」


田北先生メソッドが詰まったCDで、センター以降のジャンプやポアントの内容が特に充実しています。

ケイコとシノブ1は2020年に制作させていただきましたが、とてもレッスンしやすいと再びご依頼いただきました。





そして、4月の発表会でも大変お世話になりました、祥子バレエ研究所オリジナルCDも誕生いたしました。

発表会で演奏したバー、センター、ポアントはもちろん、フロアストレッチやキャラクター全てを盛り込んだ内容の濃いCDです。




また演奏では10月に来日した、BBLモーリス・ベジャール・バレエ団のレッスンピアノを担当させていただきました。

コロナ以降海外のバレエ団と接する機会は久しぶりでしたので、もうただただ楽しく刺激的な日々でした。


彼らの動きや呼吸を感じていると、こちらまで演奏が豊かになる気がします。

感染予防で様々なことが制限され、どうしても閉塞感から抜け出せないでいましたが、芸術はいついかなるときでも豊かでなければですね。




また年末には、東京バレエ団のツアーに帯同し、久しぶりに全国の劇場をまわりました。

最後の鳥取公演では、雪のため予定していた列車が運休になってしまったりと大変なこともありましたが、地方の方々とも触れ合え、少しずつ日常が戻ってきたかなと感じました。




2022年もバレエピアニストを志す皆さんとともに

和気藹々と

且つ、プロ意識を持って

技術のみならず、人としても誰からも慕われる芸術家になってもらえるよう、人間性も育んでいきたいと思います。


来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

Keiko Ballet Piano School

東京バレエ団ピアニスト 松木慶子によるバレエピアニスト養成のための学び場

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